【受け継がれる想い】― 堤写真館、87年の物語 ―
こんにちは、堤写真館です📷
私たちの始まりは、いまから87年以上も前の1938年。
熊本・下通の片隅に、小さな写真館「堤写真場」として生まれました。
初代・堤隆喜は、写真がまだ珍しかった時代に「家族のぬくもりを一枚の写真に刻みたい」という一心でこの仕事を始めました。
しかし、時代は戦争へと向かい、1945年――熊本大空襲によってスタジオは焼け落ちました。
その年の9月。
わずか数ヶ月のうちに、私たちは同じ下通に再び立ち上がります。
「写真で人の心を支えたい」
そんな強い想いが、瓦礫の中から希望の光を呼び戻しました。
やがて時代は昭和から平成へと移り変わり、二代目・堤隆志が後を継ぎました。
彼は、アメリカの写真スタジオからインスピレーションを受け、日本ではまだ珍しかった「前撮り」という文化をいち早く取り入れます。
また、1997年には阿蘇・ミルクロード沿いに、森に囲まれたロケーションスタジオ「森の写真館」をオープン。
それは、自然と光と愛があふれる、まさに「心に残る一枚」が生まれる場所でした。
そして現在。三代目・堤あこが、そのバトンを受け継いでいます。
写真を学び、世界を見て、辿り着いた答えは――
「どれだけ時代が変わっても、大切なものは変わらない」ということ。
家族の笑顔、振袖を纏った娘のまぶしい横顔、
手をつなぐ夫婦のしわくちゃな笑顔……
そのどれもが、たった一枚で心を打つ、大切な“宝物”です。
堤写真館が目指すのは、
“その人の一生を、写真を通してそっと支えること”。
成人式、七五三、ウェディング、家族の記念日――
人生の節目にいつも寄り添える存在でありたい。
私たちはこれからも、「写真でつなぐ愛の物語」を紡いでいきます。
85年の歴史を越えて、
100年先の未来へ。
変わらぬ想いを、あなたと共に。