こんにちは!
堤写真館の代表取締役をつとめております堤あこです!
近頃、思うのですが、3〜4歳くらい迄のことを覚えている気がするのは、あとから写真を見ながら、
「あんたはこうだったよ。」と大人達から思い出を聞いたから・・・なのかもしれません。
だから、写真がない思い出は意外と覚えていません。
これは、昭和45年くらいに自由が丘の名門「藤原写真館」で撮影したものです。
最近になって父から渡されました。
今まで、この写真があるのも知らなかったし、写った日のことは覚えてもいません。けれども、若くて美しい母と叔母が写っているのが、とても嬉しいのです。母は28歳くらいでしょう。
右下の少女がわたしです。
こちらは、昭和19年の祖父母と父の写真。祖母は30歳、祖父は33歳、父は小学1年生。
出征の前日でしょうか。とっても真面目な顔をしています。
このころの撮影はじっとしていないとブレて写らなかったから、「動いたらいかん!」ってかけ声をして写ったような雰囲気もあります。私の知っていた祖父母は、すでにおじいちゃん&おばあちゃんだったので、私が、若い姿の祖父母と小学生の父に会える大切な1枚です。
子供はいつになっても、若かったお父さん、お母さん、おじいちゃんやおばあちゃんの写真、を大切に思うものです。だから、お父さま、お母さまのきちんとお顔が写っている写真を、お子様の未来に残してあげて欲しいと思います。
そうそう・・・堤写真館の写真は、この頃も修整をキッチリしていたのです。
今も、それは変わりません。
- ①撮影の際に、お顔に光をあて、立体的にハッキリと美しく写します。
- ②するとシワも立体的に深く写るので、修整が必要となります。
- ③シワや凹凸でできる陰を修整でやわらげます。
創業当時から、祖父と父が繰り返し言っていた言葉を今も大切にしています。
わたしたち、堤写真館は、お子様の未来に、すてきなお父さんとお母さんの写真を残して差し上げたいと願っています。
祖父母は亡くなりましたが、この古い写真は今、わたしにとって永遠の宝物です。
あなたのお子様にもいつか、みんなで写った家族写真が宝物になる日が来ることと思います。